【plugin】『Unlimited Elements For Elementor』(versions 1.5.135 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via Multiple Widgetsの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Unlimited Elements For Elementor
  • 影響バージョン: 1.5.135 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via Multiple Widgets
  • CVE ID: CVE-2024-13153
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/unlimited-elements-for-elementor/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Unlimited Elements For Elementor」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定の条件下で認証されたユーザーが悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

具体的には、Contributor以上の権限を持つユーザーが、複数のウィジェットを通じてクロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃を仕掛けることが可能です。

この攻撃により、他のユーザーのブラウザで任意のスクリプトが実行され、情報の漏洩やセッションの乗っ取りといった深刻な影響を及ぼす可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的なセキュリティ問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)に関連しています。

XSSは、ユーザー入力を適切にサニタイズしない場合に発生し、攻撃者が悪意のあるスクリプトを他のユーザーのブラウザで実行させることができます。

特に、WordPressのような広く使用されているプラットフォームでは、こうした脆弱性が発見されると多くのサイトに影響を与える可能性があるため、迅速な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを脆弱性修正済バージョンである1.5.135にアップデートすることです。

アップデートを行わない場合、サイトが攻撃者によって悪用されるリスクが高まります。

特に、ユーザーの個人情報が漏洩したり、サイトの信頼性が損なわれる可能性があるため、早急な対応が必要です。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webアプリケーションの脆弱性の一種で、攻撃者が悪意のあるスクリプトを他のユーザーのブラウザで実行させることができる。
  • サニタイズ: ユーザーからの入力を安全に処理するために、不正なデータを除去または無害化すること。
  • Contributor: WordPressのユーザー権限の一つで、投稿の作成が可能だが公開はできない権限を持つ。

情報元

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