【plugin】『Skyword API Plugin』(versions 2.5.2 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Skyword API Plugin
  • 影響バージョン: 2.5.2 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-11907
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/skyword-plugin/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「Skyword API Plugin」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されたユーザー、具体的にはContributor以上の権限を持つユーザーによって悪用される可能性があります。

攻撃者は、この脆弱性を利用して、悪意のあるスクリプトを保存し、他のユーザーがそのスクリプトを実行するように仕向けることができます。

これにより、ユーザーのブラウザ上で任意のコードが実行され、情報の漏洩やセッションの乗っ取りといった深刻な影響を及ぼす可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

特に、ストアドXSSは、悪意のあるスクリプトがサーバーに保存され、複数のユーザーに影響を与える可能性があるため、注意が必要です。

WordPressのような広く使用されているプラットフォームでは、こうした脆弱性が発見されると、多くのサイトに影響を及ぼす可能性があるため、迅速な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインの開発者によるアップデートを待つことです。

ユーザーは、プラグインの公式ページを定期的に確認し、修正済みのバージョンがリリースされた際には速やかにアップデートを行うことが推奨されます。

修正を行わない場合、サイトのセキュリティが脅かされ、ユーザーの個人情報が漏洩するリスクが高まります。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webアプリケーションの脆弱性の一つで、攻撃者が悪意のあるスクリプトを他のユーザーのブラウザで実行させることができる。
  • ストアドXSS: 悪意のあるスクリプトがサーバーに保存され、複数のユーザーに影響を与える可能性があるXSSの一種。
  • Contributor: WordPressのユーザー権限の一つで、投稿の作成が可能だが、公開するには上位権限者の承認が必要。

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