【plugin】『SEMA API』(versions 5.27 以下) Reflected Cross-Site Scripting via catid Parameterの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: SEMA API
  • 影響バージョン: 5.27 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting via catid Parameter
  • CVE ID: CVE-2024-12285
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/sema-api/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「SEMA API」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、Reflected Cross-Site Scripting、通称XSSと呼ばれるもので、特にcatidパラメータを介して発生します。

攻撃者は、この脆弱性を利用して、ユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行することが可能です。

これにより、ユーザーのセッション情報を盗み取ったり、フィッシング攻撃を仕掛けたりすることができるため、非常に危険です。

影響を受けるバージョンは5.27以下であり、ユーザーは早急に対策を講じる必要があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける入力検証の不備から発生します。

歴史的に見ても、XSSは非常に一般的な脆弱性であり、多くのWebサイトやアプリケーションで問題となってきました。

特に、ユーザー入力を適切にサニタイズしない場合に発生しやすく、攻撃者にとっては比較的容易に利用できる脆弱性です。

そのため、開発者は常に入力データの検証とサニタイズを徹底する必要があります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンがリリースされ次第、速やかにアップデートを行うことが推奨されます。

また、ユーザー自身も、信頼できないリンクをクリックしないよう注意することが重要です。

対策を怠ると、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まるため、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting (XSS): ユーザーの入力を適切に処理しないことで、攻撃者が悪意のあるスクリプトを実行できる脆弱性の一種です。
  • catid Parameter: Webアプリケーションで使用されるパラメータの一つで、特定のカテゴリIDを指定するために使用されます。
  • サニタイズ: 入力データを安全に処理するために、不正なコードやデータを除去することを指します。

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