【plugin】『Deliver via Shipos for WooCommerce』(versions 2.1.7 以下) Reflected Cross-Site Scripting via dvsfw_bulk_label_url Parameterの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Deliver via Shipos for WooCommerce
  • 影響バージョン: 2.1.7 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting via dvsfw_bulk_label_url Parameter
  • CVE ID: CVE-2024-12222
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/wc-shipos-delivery/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Deliver via Shipos for WooCommerce」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定のパラメータ「dvsfw_bulk_label_url」を介した反射型クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃が可能であることに起因しています。

攻撃者は、この脆弱性を利用して、ユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行することができます。

これにより、ユーザーのセッション情報を盗み取ったり、フィッシング攻撃を行ったりする可能性があります。

影響を受けるバージョンは2.1.7以下であり、ユーザーは早急に対策を講じる必要があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的なセキュリティ問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)に関連しています。

XSSは、ユーザーが信頼するWebサイトに悪意のあるスクリプトを挿入する攻撃手法で、過去にも多くの被害が報告されています。

特に、eコマースサイトにおいては、ユーザーの個人情報や決済情報が狙われることが多く、注意が必要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンへのアップデートが推奨されます。

現時点で修正済みバージョンの情報は不明ですが、公式ページを定期的に確認し、最新の情報を入手することが重要です。

アップデートを行わない場合、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まるため、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webアプリケーションの脆弱性の一つで、攻撃者が悪意のあるスクリプトを他のユーザーのブラウザで実行させる手法です。
  • パラメータ: Webアプリケーションにおいて、ユーザーからの入力や設定を受け取るための変数です。
  • セッション情報: ユーザーがWebサイトにアクセスしている間に保持される情報で、ログイン状態やユーザー設定などが含まれます。

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