【plugin】『GS Insever Portfolio』(versions 1.4.5 以下) Missing Authorization to Authenticated (Subscriber+) CSS Injectionの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: GS Insever Portfolio
  • 影響バージョン: 1.4.5 以下
  • 脆弱性タイプ: Missing Authorization to Authenticated (Subscriber+) CSS Injection
  • CVE ID: CVE-2024-12249
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/gs-instagram-portfolio/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「GS Insever Portfolio」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されたユーザー、具体的にはサブスクライバー以上の権限を持つユーザーが、適切な認証なしにCSSを注入できるというものです。

この問題により、悪意のあるユーザーがサイトの外観を変更したり、他のユーザーのブラウザで任意のコードを実行する可能性があります。

影響を受けるバージョンは1.4.5以下であり、現時点で修正済みのバージョンは不明です。

この脆弱性を悪用されると、サイトの信頼性が損なわれる恐れがありますので、注意が必要です。

脆弱性の背景

この脆弱性は、WordPressプラグインの開発において、ユーザーの権限管理が不十分であることが原因です。

特に、サブスクライバーのような低い権限を持つユーザーが、通常はアクセスできない機能にアクセスできることが問題となっています。

過去にも同様の脆弱性が他のプラグインで発見されており、権限管理の重要性が再認識されています。

このような脆弱性は、サイトのセキュリティを脅かすため、迅速な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンがリリースされ次第、速やかにアップデートを行うことが推奨されます。

また、権限管理を見直し、不要なユーザー権限を削除することも有効です。

これを行わない場合、サイトが改ざんされるリスクが高まり、ユーザーの信頼を失う可能性があります。

専門用語の解説

  • CVSS: 共通脆弱性評価システムの略で、脆弱性の深刻度を評価するための基準です。
  • CVE: 共通脆弱性識別子の略で、特定の脆弱性に対して一意に割り当てられる識別番号です。
  • CSS Injection: 悪意のあるCSSコードをウェブページに注入する攻撃手法です。
  • Subscriber: WordPressにおけるユーザー権限の一つで、通常はコンテンツの閲覧のみが許可されています。

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