【plugin】『Compare Products for WooCommerce』(versions 3.2.1 以下) Reflected Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Compare Products for WooCommerce
  • 影響バージョン: 3.2.1 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-12435
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/woocommerce-compare-products/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「Compare Products for WooCommerce」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、Reflected Cross-Site Scripting(XSS)と呼ばれるもので、攻撃者が特定のスクリプトをユーザーのブラウザで実行させることが可能になるというものです。

具体的には、攻撃者が悪意のあるリンクを作成し、ユーザーがそのリンクをクリックすると、ユーザーのブラウザでスクリプトが実行され、個人情報の盗難やセッションハイジャックなどのリスクが生じます。

この脆弱性は、バージョン3.2.1以下のプラグインに影響を及ぼします。

脆弱性の背景

Reflected Cross-Site Scriptingは、ウェブアプリケーションにおける一般的な脆弱性の一つです。

この脆弱性は、ユーザー入力を適切にエスケープせずに出力することで発生します。

過去にも多くのウェブサイトやアプリケーションで同様の脆弱性が発見されており、攻撃者にとっては比較的容易に悪用できるため、特に注意が必要です。

このような脆弱性が存在することは、ウェブアプリケーションのセキュリティにおいて重大な問題となります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンがリリースされるまで、該当プラグインの使用を控えることが推奨されます。

また、ウェブアプリケーションの開発者は、ユーザー入力を適切にエスケープし、出力する際にサニタイズを行うことで、同様の脆弱性を防ぐことができます。

この対策を行わない場合、ユーザーの個人情報が漏洩するリスクや、サイトの信頼性が損なわれる可能性があります。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting (XSS): ユーザーが特定のリンクをクリックした際に、悪意のあるスクリプトがブラウザで実行される脆弱性のこと。
  • エスケープ: 特殊文字を別の文字列に置き換えることで、意図しない動作を防ぐ手法。
  • サニタイズ: 入力データを安全な形式に変換することで、脆弱性を防ぐ手法。
  • セッションハイジャック: ユーザーのセッション情報を盗み取ることで、なりすましを行う攻撃手法。

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