【plugin】『PayGreen Payment Gateway』(versions 1.0.26 以下) Reflected Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: PayGreen Payment Gateway
  • 影響バージョン: 1.0.26 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-11810
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/paygreen-payment-gateway/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「PayGreen Payment Gateway」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、Reflected Cross-Site Scripting(XSS)と呼ばれるもので、攻撃者が特定のスクリプトをユーザーのブラウザで実行させることが可能になるというものです。

具体的には、攻撃者が悪意のあるリンクを作成し、それをユーザーにクリックさせることで、ユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行させることができます。

この結果、ユーザーの個人情報が盗まれたり、セッションが乗っ取られたりする可能性があります。

影響範囲としては、特にこのプラグインを使用しているウェブサイトの訪問者が標的となる可能性が高いです。

脆弱性の背景

Reflected Cross-Site Scripting(XSS)は、ウェブアプリケーションにおける一般的な脆弱性の一つです。

この脆弱性は、ユーザー入力を適切にエスケープせずに出力することで発生します。

歴史的に見ても、多くのウェブサイトやアプリケーションがこの問題に直面しており、攻撃者にとっては非常に魅力的な攻撃手法となっています。

このような脆弱性が存在することは、ウェブアプリケーションのセキュリティにおいて重大なリスクをもたらします。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策方法としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンにアップデートすることが推奨されます。

しかし、現時点では修正済みバージョンの情報が不明であるため、開発者からの公式なアナウンスを待つ必要があります。

また、ウェブサイトの管理者は、ユーザー入力を適切にエスケープすることや、セキュリティプラグインを導入することで、リスクを軽減することができます。

これらの対策を行わない場合、ユーザーの個人情報が漏洩するリスクや、ウェブサイトの信頼性が損なわれる可能性があります。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting(XSS): ユーザーの入力をそのまま出力することで、悪意のあるスクリプトが実行される脆弱性。
  • エスケープ: 特殊文字を無害化するための処理。
  • セッション: ユーザーがウェブサイトにアクセスしている間の一連の操作を識別するための情報。

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