【plugin】『Backup and Restore WordPress – Backup Plugin』(versions 1.50 以下) Cross-Site Request Forgery to Backup Triggerの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Backup and Restore WordPress – Backup Plugin
  • 影響バージョン: 1.50 以下
  • 脆弱性タイプ: Cross-Site Request Forgery to Backup Trigger
  • CVE ID: CVE-2024-12208
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/wp-backitup/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「Backup and Restore WordPress – Backup Plugin」に関する脆弱性です。

この脆弱性は、Cross-Site Request Forgery(CSRF)を利用して、バックアップのトリガーを不正に引き起こす可能性があります。

攻撃者は、ユーザーが意図しない操作を実行させることができ、これによりバックアップデータが不正に作成されるリスクがあります。

この脆弱性を悪用されると、攻撃者がバックアップデータを取得し、さらなる攻撃の足掛かりとする可能性があります。

影響を受けるバージョンは1.50以下であり、ユーザーは注意が必要です。

脆弱性の背景

この脆弱性は、ウェブアプリケーションにおける一般的な問題であるCSRFに関連しています。

CSRFは、ユーザーが認証済みの状態であることを悪用し、攻撃者が意図しないリクエストを送信させる手法です。

特に、バックアップ機能のような重要な操作がCSRFの影響を受けると、データの漏洩や不正アクセスのリスクが高まります。

このような脆弱性は、過去にも多くのウェブサービスで問題となっており、適切な対策が求められています。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンがリリースされるまで、プラグインの使用を控えることが推奨されます。

また、CSRFトークンの実装や、ユーザーの操作確認を求める仕組みを導入することも有効です。

これらの対策を行わない場合、攻撃者による不正なバックアップ操作が行われるリスクがあり、データの漏洩やシステムの不正利用につながる可能性があります。

専門用語の解説

  • Cross-Site Request Forgery (CSRF): ユーザーが意図しない操作を第三者が実行させる攻撃手法。
  • バックアップトリガー: データのバックアップを開始するための操作や信号。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための基準。

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