【plugin】『Otter Blocks – Gutenberg Blocks, Page Builder for Gutenberg Editor & FSE』(versions 3.0.6 以下) Unauthetnicated Path Traversal to Arbitrary Image Viewの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Otter Blocks – Gutenberg Blocks, Page Builder for Gutenberg Editor & FSE
  • 影響バージョン: 3.0.6 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthetnicated Path Traversal to Arbitrary Image View
  • CVE ID: CVE-2024-11219
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/otter-blocks/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Otter Blocks」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されていないユーザーが特定のパスを通じて任意の画像を表示できるというものです。

攻撃者は、この脆弱性を利用して、サーバー上の他の画像ファイルにアクセスすることが可能となります。

その結果、プライバシーの侵害や情報漏洩のリスクが高まる可能性があります。

影響を受けるバージョンは3.0.6以下であり、ユーザーは早急に対策を講じる必要があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、ファイルパスの検証が不十分であることに起因しています。

過去にも同様の脆弱性が他のプラグインやシステムで発見されており、適切な入力検証の重要性が再認識されています。

特に、Webアプリケーションにおいては、ユーザーからの入力を慎重に扱うことが求められます。

このような脆弱性は、攻撃者にとって魅力的なターゲットとなり得るため、開発者は常に最新のセキュリティ対策を講じることが重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインをバージョン3.0.7にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、脆弱性が修正され、攻撃のリスクを大幅に低減できます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが残るため、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • CVSS: 共通脆弱性評価システムの略で、脆弱性の深刻度を評価するための基準です。
  • CVE: 共通脆弱性識別子の略で、特定の脆弱性に対して一意に割り当てられる識別番号です。
  • Path Traversal: ファイルパスを操作して、通常アクセスできないファイルにアクセスする攻撃手法です。
  • Unauthenticated: 認証されていない状態を指し、ユーザーがログインしていない状況を意味します。

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