【plugin】『Counter Up – Animated Number Counter & Milestone Showcase』(versions 2.4.0 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Counter Up – Animated Number Counter & Milestone Showcase
  • 影響バージョン: 2.4.0 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-10895
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/wp-counter-up/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Counter Up – Animated Number Counter & Milestone Showcase」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されたユーザー、特にContributor以上の権限を持つユーザーが悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

具体的には、攻撃者が特定の入力フィールドにスクリプトを埋め込むことで、他のユーザーがそのページを閲覧した際にスクリプトが実行される可能性があります。

このような攻撃は、ユーザーのセッション情報を盗む、またはサイトの表示を改ざんするなどの影響を及ぼす可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

特に、ユーザーが入力したデータを適切にエスケープせずに保存・表示することが原因で発生します。

過去にも同様の脆弱性が多くのプラグインやテーマで発見されており、Webセキュリティにおいては重要な課題となっています。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法としては、プラグインの開発者が提供する最新の修正済みバージョンにアップデートすることが推奨されます。

現時点で修正済みバージョンの情報は不明ですが、公式ページや開発者のアナウンスを定期的に確認することが重要です。

アップデートを行わない場合、サイトが攻撃者によって改ざんされるリスクが高まるため、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webページに悪意のあるスクリプトを埋め込む攻撃手法の一つです。
  • エスケープ: 特殊文字を無害化する処理のことです。
  • セッション情報: ユーザーのログイン状態や設定情報を保持するデータです。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る