【plugin】『Name: CM E-Mail Registration Blacklist』(versions 1.5.3 以下) Reflected Cross-Site Scripting via cminds_free_guide Shortcodeの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Name: CM E-Mail Registration Blacklist
  • 影響バージョン: 1.5.3 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting via cminds_free_guide Shortcode
  • CVE ID: CVE-2024-11202
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/cm-email-blacklist/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「CM E-Mail Registration Blacklist」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定のショートコード「cminds_free_guide」を介して発生するReflected Cross-Site Scripting(XSS)です。

攻撃者は、この脆弱性を利用して、ユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行することが可能です。

これにより、ユーザーのセッション情報を盗み取ったり、フィッシング攻撃を仕掛けたりすることができるため、非常に危険です。

影響を受けるバージョンは1.5.3以下であり、ユーザーは早急に対策を講じる必要があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的なセキュリティ問題であるXSSの一種です。

XSSは、ユーザーが信頼するWebサイトに悪意のあるスクリプトを注入する攻撃手法で、過去にも多くの被害が報告されています。

特に、WordPressのような広く利用されているプラットフォームでは、脆弱性が発見されると多くのユーザーに影響を及ぼす可能性があるため、迅速な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを最新のバージョン1.5.4にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、脆弱性が修正され、攻撃のリスクを軽減することができます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まるため、早急な対応が必要です。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting (XSS): ユーザーが信頼するWebサイトに悪意のあるスクリプトを注入し、ユーザーのブラウザ上で実行させる攻撃手法。
  • ショートコード: WordPressで使用される短いコードのことで、特定の機能を簡単に実装するために使用されます。
  • セッション情報: ユーザーがWebサイトにログインしている間に保持される情報で、ユーザーの認証状態を管理するために使用されます。

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