【plugin】『우커머스 네이버페이』(versions 3.3.7 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via mnp_purchase Shortcodeの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: 우커머스 네이버페이
  • 影響バージョン: 3.3.7 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via mnp_purchase Shortcode
  • CVE ID: CVE-2024-11231
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/mshop-npay/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「우커머스 네이버페이」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定のショートコードを利用することで、認証されたユーザーが悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

具体的には、Contributor以上の権限を持つユーザーが「mnp_purchase」ショートコードを通じて、悪意のあるJavaScriptを投稿に埋め込むことが可能です。

このスクリプトは、他のユーザーがその投稿を閲覧した際に実行され、セッションハイジャックやフィッシング攻撃などのリスクを引き起こす可能性があります。

影響範囲は、該当バージョンを使用しているすべてのサイトに及びます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

XSSは、ユーザー入力を適切にサニタイズしない場合に発生し、攻撃者が悪意のあるスクリプトを他のユーザーに実行させることができます。

特に、WordPressのような広く使用されているプラットフォームでは、こうした脆弱性が発見されると多くのサイトに影響を与えるため、迅速な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを脆弱性修正済バージョンである3.4.0にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、悪意のあるスクリプトが保存されるリスクを防ぐことができます。

もしアップデートを行わない場合、サイトの訪問者や管理者が攻撃の被害に遭う可能性があり、サイトの信頼性が損なわれる恐れがあります。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webページに悪意のあるスクリプトを埋め込む攻撃手法の一つです。
  • ショートコード: WordPressで特定の機能を簡単に実行するための短いコードです。
  • サニタイズ: ユーザー入力を安全に処理するために不要なコードや文字を除去することです。
  • セッションハイジャック: ユーザーのセッション情報を盗み取る攻撃手法です。
  • フィッシング攻撃: 偽のWebサイトやメールを使ってユーザーの個人情報を盗む詐欺行為です。

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