【plugin】『코드엠샵 소셜톡』(versions 1.1.18 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via add_plus_friends and add_plus_talk Shortcodesの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: 코드엠샵 소셜톡
  • 影響バージョン: 1.1.18 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via add_plus_friends and add_plus_talk Shortcodes
  • CVE ID: CVE-2024-11229
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/mshop-naver-talktalk/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「코드엠샵 소셜톡」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定のショートコードを通じて、認証されたユーザーが悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

具体的には、add_plus_friendsおよびadd_plus_talkショートコードを利用することで、攻撃者がストアドXSS攻撃を実行する可能性があります。

この攻撃により、サイトの訪問者が不正なスクリプトを実行させられるリスクがあり、ユーザーのセッション情報や個人情報が盗まれる可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、WordPressプラグインのショートコード機能における入力検証の不備から発生しました。

ショートコードは、WordPressでコンテンツを簡単に追加するための便利な機能ですが、適切なサニタイズが行われていない場合、悪意のあるコードが埋め込まれるリスクがあります。

過去にも同様の脆弱性が他のプラグインで発見されており、開発者にとっては注意が必要なポイントです。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策として、プラグインをバージョン1.2.0以上に更新することが推奨されます。

更新を行うことで、ショートコードに対する入力検証が強化され、悪意のあるスクリプトの埋め込みが防止されます。

もし更新を行わない場合、サイトのセキュリティが脆弱になり、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まります。

専門用語の解説

  • ショートコード: WordPressで特定の機能を簡単に呼び出すための短いコード。
  • ストアドXSS: 悪意のあるスクリプトがサーバーに保存され、他のユーザーがそのスクリプトを実行してしまう攻撃手法。
  • サニタイズ: 入力データを安全に処理するために、不正なコードを除去すること。

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