【plugin】『Memberlite Shortcodes』(versions 1.3.9 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via memberlite_accordion Shortcodeの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Memberlite Shortcodes
  • 影響バージョン: 1.3.9 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via memberlite_accordion Shortcode
  • CVE ID: CVE-2024-11227
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/memberlite-shortcodes/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Memberlite Shortcodes」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定の条件下で認証されたユーザーが悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

具体的には、memberlite_accordionショートコードを利用することで、攻撃者が意図的に作成したスクリプトを保存し、他のユーザーがそのページを閲覧した際にスクリプトが実行される可能性があります。

このような攻撃は、サイトの信頼性を損なうだけでなく、ユーザーの個人情報が漏洩するリスクも伴います。

影響を受けるバージョンは1.3.9以下であり、ユーザーは早急に対策を講じる必要があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

XSSは、ユーザーが入力したデータを適切に検証せずに表示することで発生します。

過去にも多くのWebサービスで同様の脆弱性が発見されており、その都度、迅速な対応が求められてきました。

この問題は、特にユーザー生成コンテンツを扱うプラグインやテーマで発生しやすく、開発者は常に注意を払う必要があります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを脆弱性修正済バージョンである1.4にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、悪意のあるスクリプトが保存されるリスクを軽減できます。

もしアップデートを行わない場合、サイトのセキュリティが脅かされ、ユーザーの個人情報が漏洩する可能性があります。

また、サイトの信頼性が低下し、ユーザー離れを引き起こす可能性もあります。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webページに悪意のあるスクリプトを埋め込む攻撃手法の一つです。
  • ショートコード: WordPressで特定の機能を簡単に実行するための短いコードです。
  • 認証されたユーザー: サイトにログインしているユーザーのことです。
  • アップデート: ソフトウェアを最新の状態にすることです。

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