【plugin】『Premium Packages – Sell Digital Products Securely』(versions 5.9.3 以下) Reflected Cross-Site Scripting via add_query_argの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Premium Packages – Sell Digital Products Securely
  • 影響バージョン: 5.9.3 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting via add_query_arg
  • CVE ID: CVE-2024-11225
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/wpdm-premium-packages/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Premium Packages – Sell Digital Products Securely」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定のバージョンにおいて、add_query_arg関数を介したReflected Cross-Site Scripting(XSS)攻撃が可能であることが判明しました。

攻撃者は、悪意のあるスクリプトをURLに埋め込むことで、ユーザーのブラウザ上で任意のコードを実行することができます。

これにより、ユーザーのセッション情報が盗まれたり、フィッシング攻撃が行われたりする可能性があります。

影響を受けるバージョンは5.9.3以下であり、ユーザーは早急に対策を講じる必要があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、WordPressプラグインの開発において、入力値の適切なサニタイズが行われていないことに起因しています。

過去にも同様のXSS脆弱性が報告されており、Webアプリケーションのセキュリティにおいては、入力値の検証とサニタイズが重要であることが再認識されています。

特に、add_query_arg関数は、開発者が注意を払わなければならないポイントの一つです。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策としては、プラグインの最新バージョンへのアップデートが推奨されます。

しかし、現時点で脆弱性が修正されたバージョンの情報は不明です。

そのため、開発者やセキュリティチームからの公式なアナウンスを待つことが重要です。

アップデートが提供されるまでの間、ユーザーは不審なリンクをクリックしないよう注意し、セキュリティプラグインを活用して防御を強化することが推奨されます。

対策を怠ると、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まります。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting (XSS): ユーザーが特定のリンクをクリックした際に、悪意のあるスクリプトが実行される攻撃手法です。
  • add_query_arg: WordPressでURLにクエリパラメータを追加するための関数です。
  • サニタイズ: 入力データを安全に処理するために、不正なコードを除去または無効化することです。

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