【plugin】『Ultimate YouTube Video & Shorts Player With Vimeo』(versions 3.3 以下) Missing Authorization to Authenticated (Subscriber+) Setting Exposureの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Ultimate YouTube Video & Shorts Player With Vimeo
  • 影響バージョン: 3.3 以下
  • 脆弱性タイプ: Missing Authorization to Authenticated (Subscriber+) Setting Exposure
  • CVE ID: CVE-2024-11355
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/ultimate-youtube-video-player/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Ultimate YouTube Video & Shorts Player With Vimeo」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されたユーザー、具体的にはサブスクライバー以上の権限を持つユーザーが、通常アクセスできない設定にアクセスできるというものです。

この問題は、適切な認証が欠如しているために発生します。

攻撃者はこの脆弱性を利用して、プラグインの設定を不正に変更し、サイトの動作に影響を与える可能性があります。

影響範囲としては、サイトの表示内容が意図しない形で変更されるリスクが考えられます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインの設定管理における認証プロセスの不備から生じています。

WordPressプラグインは多くのユーザーに利用されており、その設定が不正に操作されると、サイト全体のセキュリティに影響を及ぼす可能性があります。

過去にも同様の認証不備による脆弱性が報告されており、特にユーザー権限の管理が重要視されています。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンを適用することです。

しかし、現時点では修正済みバージョンの情報が不明です。

そのため、プラグインの使用を一時的に停止するか、アクセス権限を厳密に管理することが推奨されます。

この対策を行わない場合、サイトの設定が不正に変更されるリスクがあり、サイトの信頼性や安全性が損なわれる可能性があります。

専門用語の解説

  • CVSS: 共通脆弱性評価システムの略で、脆弱性の深刻度を評価するための基準です。
  • CVE: 共通脆弱性識別子の略で、特定の脆弱性に対して一意に割り当てられる識別番号です。
  • 認証: システムがユーザーの身元を確認するプロセスです。
  • サブスクライバー: WordPressにおけるユーザー権限の一つで、通常はコンテンツの閲覧のみが許可されています。

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