【plugin】『Co-marquage service-public.fr』(versions 0.5.76 以下) Reflected Cross-Site Scripting via add_query_arg Parameterの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Co-marquage service-public.fr
  • 影響バージョン: 0.5.76 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting via add_query_arg Parameter
  • CVE ID: CVE-2024-10522
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/co-marquage-service-public/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Co-marquage service-public.fr」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、Reflected Cross-Site Scripting(XSS)として知られ、特にadd_query_argパラメータを介して発生します。

攻撃者は、この脆弱性を利用して、ユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行することが可能です。

これにより、ユーザーのセッション情報を盗み取ったり、フィッシング攻撃を仕掛けたりすることができるため、非常に危険です。

影響を受けるバージョンは0.5.76以下であり、ユーザーは早急に対策を講じる必要があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるXSSの一種です。

XSSは、ユーザー入力を適切にサニタイズしない場合に発生し、攻撃者が悪意のあるスクリプトを注入することを可能にします。

歴史的に見ても、XSSは多くのWebサイトで問題となっており、その影響は広範囲に及びます。

特に、WordPressのような広く使用されているプラットフォームでは、影響が大きくなる可能性があります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンにアップデートすることが最も効果的です。

しかし、現時点で修正済みバージョンの情報は不明です。

そのため、ユーザーはプラグインの使用を一時的に停止するか、他のセキュリティ対策を講じることを検討する必要があります。

対策を行わない場合、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まります。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting (XSS): ユーザーの入力を適切に処理しないことで、攻撃者が悪意のあるスクリプトを実行できる脆弱性の一種です。
  • add_query_arg: WordPressでURLにクエリパラメータを追加するための関数です。
  • CVSS: 共通脆弱性評価システムの略で、脆弱性の深刻度を評価するための基準です。
  • CVE: 共通脆弱性識別子の略で、公開されている脆弱性に対して一意に割り当てられる識別番号です。

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