【plugin】『salavat counter Plugin』(versions 0.9.1 以下) Reflected Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: salavat counter Plugin
  • 影響バージョン: 0.9.1 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-11435
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/salavat-counter/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「salavat counter Plugin」における脆弱性についてです。

このプラグインのバージョン0.9.1以下において、Reflected Cross-Site Scripting(XSS)の脆弱性が発見されました。

この脆弱性を悪用することで、攻撃者はユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行することが可能となります。

具体的には、攻撃者が特定のURLをユーザーにクリックさせることで、ユーザーのセッション情報を盗み取ったり、フィッシング攻撃を仕掛けたりすることができる可能性があります。

このような攻撃は、ユーザーの個人情報の漏洩や、サイトの信頼性の低下を引き起こす恐れがあります。

脆弱性の背景

Reflected Cross-Site Scripting(XSS)は、Webアプリケーションにおいて一般的に見られる脆弱性の一つです。

この脆弱性は、ユーザーからの入力を適切にエスケープせずにWebページに反映することで発生します。

歴史的に見ても、XSSは多くのWebサイトで問題となっており、その影響は広範囲に及ぶことがあります。

特に、WordPressのような広く利用されているプラットフォームにおいては、影響が大きくなる可能性があります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンにアップデートすることが推奨されます。

しかし、現時点では修正済みバージョンの情報が不明であるため、ユーザーはプラグインの使用を一時的に停止するか、他の代替プラグインを検討することが望ましいです。

この対策を行わない場合、ユーザーは攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクにさらされる可能性があります。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting(XSS): ユーザーの入力を適切に処理せずにWebページに反映することで、悪意のあるスクリプトが実行される脆弱性。
  • CVSS: 共通脆弱性評価システムの略で、脆弱性の重大度を評価するための基準。
  • CVE: 共通脆弱性識別子の略で、特定の脆弱性に対する一意の識別番号。

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