【plugin】『Include Mastodon Feed』(versions 1.9.5 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Include Mastodon Feed
  • 影響バージョン: 1.9.5 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-11455
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/include-mastodon-feed/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Include Mastodon Feed」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されたユーザー、特にContributor以上の権限を持つユーザーが、悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

具体的には、攻撃者が特定の入力フィールドにスクリプトを埋め込むことで、他のユーザーがそのページを閲覧した際にスクリプトが実行される可能性があります。

このような攻撃は、ユーザーのセッション情報を盗む、またはフィッシング攻撃を行うために利用されることがあります。

影響範囲としては、該当プラグインを使用しているすべてのサイトが対象となり得ます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

XSSは、ユーザーが入力したデータを適切にエスケープせずに表示することで発生します。

過去にも多くのWebサービスで同様の脆弱性が発見されており、その都度、迅速な対応が求められてきました。

この問題は、ユーザーの信頼を損なう可能性があるため、非常に重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンをインストールすることです。

現時点では、修正済みバージョンの情報は不明ですが、公式ページを定期的に確認し、アップデートが提供された際には速やかに適用することが推奨されます。

修正を行わない場合、サイトのユーザーが攻撃の被害に遭うリスクが高まります。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webページに悪意のあるスクリプトを埋め込む攻撃手法の一つです。
  • エスケープ: 特殊文字を無害化するための処理です。
  • フィッシング攻撃: 偽のWebサイトやメールを使ってユーザーの個人情報を盗む詐欺行為です。
  • セッション情報: ユーザーがWebサイトにログインしている状態を維持するための情報です。

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