【plugin】『HUSKY – Products Filter Professional for WooCommerce』(versions 1.3.6.3 以下) Reflected Cross-Site Scripting via really_curr_tax Parameterの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: HUSKY – Products Filter Professional for WooCommerce
  • 影響バージョン: 1.3.6.3 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting via really_curr_tax Parameter
  • CVE ID: CVE-2024-11400
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/woocommerce-products-filter/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「HUSKY – Products Filter Professional for WooCommerce」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定のパラメータ「really_curr_tax」を介した反射型クロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃が可能であることに起因しています。

攻撃者は、この脆弱性を利用して、ユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行することができます。

これにより、ユーザーのセッション情報を盗み取ったり、フィッシング攻撃を行ったりする可能性があります。

影響を受けるバージョンは1.3.6.3以下であり、ユーザーは速やかにアップデートを行うことが推奨されます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的なセキュリティ問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)に関連しています。

XSSは、ユーザーが信頼するWebサイトに悪意のあるスクリプトを注入する攻撃手法で、特にユーザー入力を適切にサニタイズしていない場合に発生します。

このような脆弱性は、過去にも多くのWebアプリケーションで発見されており、ユーザーの個人情報が漏洩するリスクがあるため、非常に重要な問題とされています。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを脆弱性修正済バージョンである1.3.6.4にアップデートすることです。

アップデートを行わない場合、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まります。

また、Webアプリケーション全体のセキュリティを強化するために、ユーザー入力のサニタイズやエスケープ処理を徹底することも重要です。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webページに悪意のあるスクリプトを注入し、ユーザーのブラウザで実行させる攻撃手法。
  • サニタイズ: ユーザーからの入力を安全に処理するために、不正なデータを除去または無害化すること。
  • エスケープ処理: 特殊文字を別の文字列に置き換えることで、意図しない動作を防ぐ技術。

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