【plugin】『WPB Popup for Contact Form 7 – Showing The Contact Form 7 Popup on Button Click – CF7 Popup』(versions 1.7.5 以下) Unauthenticated Arbitrary Shortcode Execution via wpb_pcf_fire_contact_formの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: WPB Popup for Contact Form 7 – Showing The Contact Form 7 Popup on Button Click – CF7 Popup
  • 影響バージョン: 1.7.5 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Arbitrary Shortcode Execution via wpb_pcf_fire_contact_form
  • CVE ID: CVE-2024-11038
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/wpb-popup-for-contact-form-7/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「WPB Popup for Contact Form 7」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されていないユーザーが任意のショートコードを実行できるというものです。

具体的には、wpb_pcf_fire_contact_formという機能を悪用することで、攻撃者が特定のコードを実行し、サイトの動作を変更したり、情報を不正に取得したりする可能性があります。

この脆弱性が悪用されると、サイトのセキュリティが大きく損なわれ、ユーザーの信頼を失うリスクがあります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインの設計上の問題から発生しています。

特に、ショートコードの実行に関する適切な認証チェックが欠如していることが原因です。

WordPressプラグインは多くのサイトで利用されており、そのセキュリティは非常に重要です。

過去にも同様の脆弱性が他のプラグインで発見されており、開発者は常に最新のセキュリティ対策を講じる必要があります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインをバージョン1.7.6に更新することです。

更新することで、認証されていないショートコードの実行を防ぐことができます。

もし更新を怠ると、サイトが攻撃者に狙われ、情報漏洩やサイトの改ざんといった深刻な被害を受ける可能性があります。

専門用語の解説

  • ショートコード: WordPressで特定の機能を簡単に実行するための短いコード。
  • 認証: ユーザーが正当な権限を持っていることを確認するプロセス。
  • 脆弱性: ソフトウェアのセキュリティ上の欠陥や弱点。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための基準。

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