【plugin】『Drop Shadow Boxes』(versions 1.7.14 以下) Authenticated (Subscriber+) Arbitrary Shortcode Executionの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Drop Shadow Boxes
  • 影響バージョン: 1.7.14 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Subscriber+) Arbitrary Shortcode Execution
  • CVE ID: CVE-2024-10262
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/drop-shadow-boxes/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Drop Shadow Boxes」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されたユーザー、具体的にはサブスクライバー以上の権限を持つユーザーが、任意のショートコードを実行できるというものです。

この問題により、悪意のあるユーザーがサイトのコンテンツを改ざんしたり、予期しない動作を引き起こす可能性があります。

影響を受けるバージョンは1.7.14以下であり、現時点で修正済みのバージョンは不明です。

この脆弱性を悪用されると、サイトの信頼性が損なわれる恐れがありますので、注意が必要です。

脆弱性の背景

この脆弱性は、WordPressプラグインの開発において、ユーザーの権限管理が不十分であることが原因で発生しました。

特に、ショートコードの実行に関する権限が適切に制限されていないことが問題です。

過去にも同様の脆弱性が他のプラグインで発見されており、権限管理の重要性が再認識されています。

このような脆弱性は、サイトのセキュリティを脅かすため、迅速な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインの開発者からのアップデートを待つことが推奨されます。

それまでの間、影響を受けるバージョンのプラグインを無効化するか、必要に応じて削除することが考えられます。

この対策を行わない場合、サイトが不正アクセスや改ざんのリスクにさらされる可能性があります。

また、サイトの信頼性が低下し、ユーザーからの信頼を失う恐れもあります。

専門用語の解説

  • ショートコード: WordPressで特定の機能を簡単に実行するための短いコード。
  • サブスクライバー: WordPressのユーザー権限の一つで、通常はコンテンツの閲覧のみが許可される。
  • 権限管理: ユーザーがどの機能を使用できるかを制御する仕組み。
  • 改ざん: データや情報を不正に変更すること。

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