【plugin】『404 Error Monitor』(versions 1.1 以下) Cross-Site Request Forgery to Plugin Settings Update via updatePluginSettings Functionの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: 404 Error Monitor
  • 影響バージョン: 1.1 以下
  • 脆弱性タイプ: Cross-Site Request Forgery to Plugin Settings Update via updatePluginSettings Function
  • CVE ID: CVE-2024-11118
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/404-error-monitor/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「404 Error Monitor」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、Cross-Site Request Forgery(CSRF)を利用して、プラグインの設定を不正に更新する可能性があります。

具体的には、攻撃者がユーザーを騙して特定のリンクをクリックさせることで、ユーザーの意図しない設定変更が行われる恐れがあります。

このような攻撃が成功すると、サイトの動作に影響を与えたり、セキュリティ設定が変更される可能性があります。

影響を受けるバージョンは1.1以下であり、ユーザーは注意が必要です。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるCSRFに関連しています。

CSRFは、ユーザーが認証済みの状態で悪意のあるリクエストを送信させられる攻撃手法です。

歴史的には、多くのWebサービスで同様の脆弱性が発見されており、適切な対策が求められています。

特に、WordPressのような広く利用されているプラットフォームでは、こうした脆弱性が悪用されると多くのサイトに影響を及ぼす可能性があるため、重要な問題となります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法としては、プラグインの開発者がCSRFトークンを利用してリクエストの正当性を確認する仕組みを導入することが考えられます。

ユーザー側としては、プラグインのアップデートが提供され次第、速やかに更新を行うことが推奨されます。

もしこの対策を行わない場合、攻撃者によってサイトの設定が不正に変更されるリスクが残ります。

その結果、サイトのセキュリティが低下し、さらなる攻撃の足掛かりとなる可能性があります。

専門用語の解説

  • Cross-Site Request Forgery (CSRF): ユーザーが意図しないリクエストを送信させられる攻撃手法。
  • CVSS: 共通脆弱性評価システム。
    脆弱性の重大度を評価するための基準。
  • トークン: セキュリティを強化するために使用される一意の識別子。

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