【plugin】『External Database Based Actions』(versions 0.1 以下) Authenticated (Subscriber+) Authentication Bypassの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: External Database Based Actions
  • 影響バージョン: 0.1 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Subscriber+) Authentication Bypass
  • CVE ID: CVE-2024-10311
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/external-database-based-actions/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「External Database Based Actions」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されたユーザー、具体的にはサブスクライバー以上の権限を持つユーザーが、通常アクセスできない機能にアクセスできてしまうというものです。

攻撃者はこの脆弱性を利用して、システム内のデータに不正にアクセスしたり、操作を行ったりする可能性があります。

影響範囲は、プラグインのバージョン0.1以下を使用しているすべてのサイトに及びます。

このため、該当するバージョンを使用しているサイト管理者は、早急な対応が求められます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインの認証処理における不備から発生しています。

WordPressプラグインは、サイトの機能を拡張するために広く利用されていますが、その分、セキュリティの管理が重要です。

過去にも、認証バイパスの脆弱性が原因で、サイトが攻撃を受けた事例が報告されています。

このような脆弱性は、サイトの信頼性を損なうだけでなく、ユーザーの個人情報が漏洩するリスクもあるため、非常に重要な問題です。

対策方法と影響

現在のところ、脆弱性が修正されたバージョンは提供されていないため、プラグインの使用を一時的に停止することが推奨されます。

また、プラグインの公式ページや開発者からの情報を定期的に確認し、修正バージョンがリリースされた際には速やかにアップデートを行うことが重要です。

この脆弱性を放置すると、サイトが不正アクセスを受けるリスクが高まるため、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • 認証バイパス: 通常必要な認証手続きを経ずに、システムにアクセスできてしまう状態を指します。
  • サブスクライバー: WordPressにおけるユーザー権限の一つで、通常は閲覧のみが許可されている権限です。
  • CVSS: 共通脆弱性評価システムの略で、脆弱性の深刻度を評価するための基準です。

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