【plugin】『Essential Addons for Elementor – Best Elementor Addon, Templates, Widgets, Kits & WooCommerce Builders』(versions 6.0.9 以下) Authenticated (Contributor+) Sensitive Information Exposureの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Essential Addons for Elementor – Best Elementor Addon, Templates, Widgets, Kits & WooCommerce Builders
  • 影響バージョン: 6.0.9 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Sensitive Information Exposure
  • CVE ID: CVE-2024-8978
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/essential-addons-for-elementor-lite/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「Essential Addons for Elementor」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定の条件下で認証されたユーザー、具体的にはContributor以上の権限を持つユーザーが、意図せずに機密情報にアクセスできる可能性があるというものです。

攻撃者はこの脆弱性を利用して、通常はアクセスできない情報を取得し、悪用する可能性があります。

影響を受けるバージョンは6.0.9以下であり、ユーザーのデータが不正に取得されるリスクが存在します。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインの特定の機能が適切に権限をチェックしていないことに起因しています。

WordPressのプラグインは多くのユーザーに利用されており、その中での権限管理の不備は重大なセキュリティリスクを引き起こす可能性があります。

過去にも同様の権限管理の不備が原因で、情報漏洩が発生した事例があり、今回の脆弱性もその一環として重要視されています。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを最新のバージョン6.0.10にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、権限管理の不備が修正され、機密情報の不正な取得を防ぐことができます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者によって機密情報が漏洩するリスクが高まり、ユーザーの信頼を損なう可能性があります。

専門用語の解説

  • CVSS: 共通脆弱性評価システムの略で、脆弱性の深刻度を評価するための基準です。
  • CVE: 共通脆弱性識別子の略で、特定の脆弱性に対して一意に割り当てられる識別番号です。
  • Authenticated: 認証されたユーザーを指し、特定の権限を持つユーザーが対象となります。
  • Contributor: WordPressのユーザー権限の一つで、投稿の作成が可能な権限を持ちます。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る