【plugin】『WP-Strava』(versions 2.12.1 以下) Authenticated (Administrator+) Stored Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: WP-Strava
  • 影響バージョン: 2.12.1 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Administrator+) Stored Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-10038
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/wp-strava/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「WP-Strava」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、管理者以上の権限を持つユーザーが特定の入力フィールドに悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

保存されたスクリプトは、他のユーザーがそのページを閲覧した際に実行される可能性があります。

これにより、攻撃者はユーザーのセッション情報を盗む、またはサイトの表示を改ざんするなどの攻撃を行うことができます。

影響を受けるバージョンは2.12.1以下であり、ユーザーは早急に対策を講じる必要があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

特に、管理者権限を持つユーザーが悪意のあるスクリプトを保存できるという点で、影響が大きいとされています。

過去にも同様の脆弱性が他のプラグインやテーマで発見されており、Webセキュリティにおいては常に注意が必要な問題です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンにアップデートすることです。

現時点で修正済みバージョンの情報は不明ですが、公式ページや開発者からの情報を定期的に確認することが重要です。

アップデートを行わない場合、サイトが攻撃者によって改ざんされるリスクが高まります。

また、ユーザーの個人情報が漏洩する可能性もあるため、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webページに悪意のあるスクリプトを埋め込む攻撃手法の一つです。
  • セッション情報: ユーザーがWebサイトにログインしている状態を維持するための情報です。
  • 管理者権限: Webサイトの設定やコンテンツを変更できる最上位の権限です。

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