【plugin】『AFI – The Easiest Integration Plugin』(versions 1.92.0 以下) Reflected Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: AFI – The Easiest Integration Plugin
  • 影響バージョン: 1.92.0 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-10877
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/advanced-form-integration/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「AFI – The Easiest Integration Plugin」における脆弱性についてです。

このプラグインのバージョン1.92.0以下において、Reflected Cross-Site Scripting(XSS)の脆弱性が発見されました。

この脆弱性を悪用することで、攻撃者はユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行することが可能となります。

具体的には、攻撃者が特定のURLをユーザーにクリックさせることで、ユーザーのセッション情報を盗む、フィッシング攻撃を行うなどの危険性があります。

このような攻撃は、ユーザーの個人情報の漏洩や、サイトの信頼性の低下を招く可能性があります。

脆弱性の背景

Reflected Cross-Site Scripting(XSS)は、ウェブアプリケーションにおいて一般的に見られる脆弱性の一つです。

この脆弱性は、ユーザーからの入力を適切にエスケープせずにウェブページに反映することで発生します。

歴史的に見ても、XSSは多くのウェブサイトで問題となっており、その影響は広範囲に及びます。

特に、WordPressのような広く利用されているプラットフォームにおいては、影響が大きくなるため、迅速な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを最新のバージョン1.92.1にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、脆弱性が修正され、攻撃のリスクを軽減することができます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まるため、早急な対応が必要です。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting(XSS): ユーザーの入力を適切に処理せずにウェブページに反映することで、悪意のあるスクリプトが実行される脆弱性。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための基準。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するためのシステム。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る