【theme】『WPLMS Learning Management System for WordPress, WordPress LMS』(versions 4.962 以下) Unauthenticated Arbitrary File Read and Deletionの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: WPLMS Learning Management System for WordPress, WordPress LMS
  • 影響バージョン: 4.962 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Arbitrary File Read and Deletion
  • CVE ID: CVE-2024-10470
  • 重大度: クリティカル
  • 公式ページURL: 不明

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのテーマ「WPLMS Learning Management System for WordPress, WordPress LMS」における深刻な脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されていないユーザーが任意のファイルを読み取ったり削除したりできるというものです。

具体的には、攻撃者が特定のリクエストを送信することで、サーバー上の重要なファイルにアクセスしたり、削除することが可能となります。

このような攻撃が成功すると、ウェブサイトの機密情報が漏洩したり、サイトが正常に動作しなくなるリスクがあります。

影響を受けるバージョンは4.962以下であり、ユーザーは早急に対策を講じる必要があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、ファイル操作に関する適切な認証チェックが欠如していることに起因しています。

WordPressは多くのウェブサイトで使用されており、そのテーマやプラグインの脆弱性は広範囲に影響を及ぼす可能性があります。

特に、学習管理システムとして利用されるWPLMSは、教育機関やオンラインコース提供者にとって重要なツールであるため、この脆弱性は非常に重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、WPLMSのバージョンを4.963以上にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、脆弱性が修正され、攻撃のリスクを大幅に軽減できます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者による不正アクセスやデータの削除といった深刻な被害を受ける可能性があります。

専門用語の解説

  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の深刻度を評価するための基準です。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別番号を付与するシステムです。
  • Unauthenticated: 認証されていない、つまりログインなどの認証手続きを経ていない状態を指します。
  • Arbitrary File Read and Deletion: 任意のファイルを読み取ったり削除したりすることができる脆弱性のことです。

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