【plugin】『EleForms – All In One Form Integration including DB for Elementor』(versions 2.9.9.9 以下) Missing Authorizationの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: EleForms – All In One Form Integration including DB for Elementor
  • 影響バージョン: 2.9.9.9 以下
  • 脆弱性タイプ: Missing Authorization
  • CVE ID: CVE-2024-6626
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/all-contact-form-integration-for-elementor/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「EleForms – All In One Form Integration including DB for Elementor」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、適切な認証が欠如していることに起因しています。

具体的には、攻撃者が認証を回避し、プラグインの機能を不正に利用する可能性があります。

これにより、攻撃者はデータベースにアクセスし、機密情報を取得したり、システムに不正な操作を加えたりすることができるかもしれません。

影響範囲は、プラグインを使用しているすべてのサイトに及ぶ可能性があり、特にバージョン2.9.9.9以下を使用している場合は注意が必要です。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的なセキュリティの欠陥である「認証の欠如」に関連しています。

認証は、ユーザーがシステムにアクセスする際に、そのユーザーが正当なものであることを確認するプロセスです。

過去にも、同様の脆弱性が原因で多くのシステムが攻撃を受け、データ漏洩やサービス停止といった重大な影響を受けた事例があります。

このため、認証の欠如は非常に重要な問題であり、早急な対策が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンへのアップデートが推奨されます。

しかし、現時点では修正済みバージョンの情報が不明であるため、公式ページや開発者からの情報を定期的に確認することが重要です。

アップデートを行わない場合、攻撃者による不正アクセスやデータ漏洩のリスクが高まるため、早急な対応が必要です。

専門用語の解説

  • CVSS: 共通脆弱性評価システムの略で、脆弱性の深刻度を評価するための基準です。
  • CVE: 共通脆弱性識別子の略で、特定の脆弱性に対して一意に割り当てられる識別番号です。
  • 認証: システムにアクセスするユーザーが正当なものであることを確認するプロセスです。
  • 攻撃ベクトル: 攻撃者がシステムに侵入するために利用する経路や手法のことです。

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