【plugin】『Everest Backup – WordPress Cloud Backup, Migration, Restore & Cloning Plugin』(versions 2.2.13 以下) Sensitive Invormation Disclosure via procstat Logの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Everest Backup – WordPress Cloud Backup, Migration, Restore & Cloning Plugin
  • 影響バージョン: 2.2.13 以下
  • 脆弱性タイプ: Sensitive Invormation Disclosure via procstat Log
  • CVE ID: CVE-2024-10028
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/everest-backup/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Everest Backup」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定のバージョンにおいて、procstatログを通じて機密情報が漏洩する可能性があるというものです。

攻撃者は、この脆弱性を利用して、サーバー上の機密情報にアクセスすることができる可能性があります。

影響を受けるバージョンは2.2.13以下であり、ユーザーのデータが不正に取得されるリスクがあります。

このため、該当するバージョンを使用しているユーザーは、速やかに対策を講じることが求められます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、バックアップや移行、復元といった機能を提供するプラグインにおいて、ログ管理の不備から発生しました。

WordPressは多くのウェブサイトで利用されており、そのプラグインも多岐にわたります。

そのため、プラグインの脆弱性は多くのユーザーに影響を及ぼす可能性があります。

特に、バックアップ関連のプラグインはデータの安全性に直結するため、脆弱性の修正は非常に重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策は、プラグインをバージョン2.2.14にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、脆弱性が修正され、機密情報の漏洩リスクを軽減することができます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者によって機密情報が不正に取得される可能性があり、サイトのセキュリティが脅かされるリスクがあります。

専門用語の解説

  • CVSS: 共通脆弱性評価システムの略で、脆弱性の深刻度を評価するための基準です。
  • CVE: 共通脆弱性識別子の略で、特定の脆弱性に対して一意に割り当てられる識別番号です。
  • 機密情報漏洩: 不正な手段によって、保護されるべき情報が外部に漏れることを指します。
  • アップデート: ソフトウェアを最新の状態に更新することです。
    脆弱性の修正や新機能の追加が含まれます。

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