【plugin】『Active Products Tables for WooCommerce. Use constructor to create tables 』(versions 1.0.6.4 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via woot_button Shortcodeの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Active Products Tables for WooCommerce. Use constructor to create tables
  • 影響バージョン: 1.0.6.4 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via woot_button Shortcode
  • CVE ID: CVE-2024-10168
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/profit-products-tables-for-woocommerce/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Active Products Tables for WooCommerce」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定の条件下で認証されたユーザーが悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

具体的には、woot_buttonショートコードを利用することで、ストアドクロスサイトスクリプティング攻撃が可能となります。

この攻撃により、攻撃者は他のユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行することができ、情報の窃取やセッションの乗っ取りといった被害が発生する可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインの特定の機能が不適切にサニタイズされていないことに起因しています。

WordPressプラグインは多くのユーザーに利用されており、その中での脆弱性は広範囲に影響を及ぼす可能性があります。

特に、WooCommerce関連のプラグインはオンラインショップで広く使用されているため、セキュリティの確保が重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策として、プラグインをバージョン1.0.6.5に更新することが推奨されます。

更新を行わない場合、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まります。

したがって、早急なアップデートが必要です。

専門用語の解説

  • ストアドクロスサイトスクリプティング(Stored XSS): 悪意のあるスクリプトがサーバーに保存され、他のユーザーがそのスクリプトを実行してしまう攻撃手法です。
  • ショートコード: WordPressで特定の機能を簡単に呼び出すためのコードです。
  • サニタイズ: データを安全に処理するために、不正な入力を除去または無害化することです。

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