【plugin】『WP Crowdfunding』(versions 2.1.11 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via wpcf_donate Shortcodeの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: WP Crowdfunding
  • 影響バージョン: 2.1.11 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via wpcf_donate Shortcode
  • CVE ID: CVE-2024-10117
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/wp-crowdfunding/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「WP Crowdfunding」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定の条件下で認証されたユーザーが悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。

具体的には、wpcf_donateショートコードを利用することで、攻撃者がスクリプトを埋め込むことが可能となります。

このスクリプトは、他のユーザーが該当ページを閲覧した際に実行され、情報の漏洩や不正な操作を引き起こす可能性があります。

影響を受けるバージョンは2.1.11以下であり、ユーザーの皆様には早急な対応が求められます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。

特に、ユーザーがコンテンツを投稿できる機能を持つプラグインやテーマでは、入力内容の検証が不十分な場合に発生しやすいです。

過去にも同様の脆弱性が多く報告されており、Webセキュリティにおいては重要な課題となっています。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを最新バージョンである2.1.12にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、脆弱性が修正され、悪意のあるスクリプトの埋め込みを防ぐことができます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者による情報漏洩やサイトの改ざんといったリスクが高まりますので、早急な対応が必要です。

専門用語の解説

  • クロスサイトスクリプティング(XSS): Webページに悪意のあるスクリプトを埋め込む攻撃手法の一つです。
  • ショートコード: WordPressで特定の機能を簡単に呼び出すためのコードです。
  • 認証されたユーザー: システムにログインし、特定の権限を持つユーザーのことです。

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