【plugin】『Uix Shortcodes – Compatible with Gutenberg』(versions 1.9.9 以下) Unauthenticated Arbitrary Shortcode Executionの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Uix Shortcodes – Compatible with Gutenberg
  • 影響バージョン: 1.9.9 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Arbitrary Shortcode Execution
  • CVE ID: CVE-2024-9772
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/uix-shortcodes/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Uix Shortcodes – Compatible with Gutenberg」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されていないユーザーが任意のショートコードを実行できるというものです。

具体的には、攻撃者が特定のリクエストを送信することで、サイト上で意図しない動作を引き起こす可能性があります。

このような攻撃が成功すると、サイトの表示内容が改ざんされたり、他の悪意あるコードが実行されたりするリスクがあります。

影響範囲は広く、特にこのプラグインを使用しているサイトの管理者にとっては重大な問題となります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、WordPressのプラグインが提供するショートコード機能に起因しています。

ショートコードは、簡単にコンテンツを追加できる便利な機能ですが、適切な権限管理が行われていない場合、悪用される可能性があります。

過去にも同様の脆弱性が報告されており、ショートコードの実行権限を厳密に管理することの重要性が再認識されています。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインのアップデートが提供されるまで、該当のプラグインを無効化することです。

また、サイトのアクセスログを確認し、不審なアクセスがないかをチェックすることも推奨されます。

この対策を行わない場合、サイトが攻撃者によって改ざんされるリスクが高まります。

特に、サイトの信頼性が損なわれる可能性があるため、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • ショートコード: WordPressで特定の機能を簡単に呼び出すためのコード。
  • 権限管理: システムやアプリケーションで、ユーザーがどの機能を利用できるかを制御すること。
  • 改ざん: データや情報を不正に変更すること。
  • アップデート: ソフトウェアを最新の状態にすること。

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