【plugin】『DPD Baltic Shipping』(versions 1.2.83 以下) Reflected Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: DPD Baltic Shipping
  • 影響バージョン: 1.2.83 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-9350
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/woo-shipping-dpd-baltic/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「DPD Baltic Shipping」における脆弱性についてです。

このプラグインのバージョン1.2.83以下において、Reflected Cross-Site Scripting(XSS)という脆弱性が発見されました。

この脆弱性は、攻撃者が特定のスクリプトをユーザーのブラウザで実行させることができるというものです。

具体的には、攻撃者が悪意のあるリンクを作成し、それをユーザーがクリックすることで、ユーザーのブラウザ上で不正なスクリプトが実行される可能性があります。

この結果、ユーザーの個人情報が盗まれたり、セッションが乗っ取られたりするリスクがあります。

脆弱性の背景

Reflected Cross-Site Scripting(XSS)は、ウェブアプリケーションにおける一般的な脆弱性の一つです。

この脆弱性は、ユーザー入力を適切にエスケープせずにウェブページに反映することで発生します。

歴史的に見ても、XSSは多くのウェブサイトで問題となっており、その影響は広範囲に及ぶことがあります。

特に、ユーザーの信頼を損なう可能性があるため、早急な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンがリリースされるまで、該当プラグインの使用を控えることが推奨されます。

また、ウェブアプリケーションの開発者は、ユーザー入力を適切にエスケープし、サニタイズすることで、XSS攻撃を防ぐことができます。

この対策を行わない場合、ユーザーの個人情報が漏洩するリスクが高まるため、注意が必要です。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting(XSS): ユーザーの入力をそのままウェブページに反映することで、悪意のあるスクリプトが実行される脆弱性。
  • エスケープ: 特殊文字を無害化する処理のこと。
  • サニタイズ: 入力データを安全な形式に変換すること。
  • セッション: ユーザーがウェブサイトにアクセスしている間の一連の操作を追跡するための情報。

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