【plugin】『Social Share With Floating Bar』(versions 1.0.3 以下) Reflected Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Social Share With Floating Bar
  • 影響バージョン: 1.0.3 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-8790
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/social-share-with-floating-bar/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Social Share With Floating Bar」における脆弱性についてです。

このプラグインのバージョン1.0.3以下において、Reflected Cross-Site Scripting(XSS)という脆弱性が発見されました。

この脆弱性を悪用されると、攻撃者がユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行することが可能となります。

具体的には、攻撃者が特定のURLをユーザーにクリックさせることで、ユーザーのセッション情報を盗み取ったり、フィッシング詐欺を行ったりすることができる可能性があります。

このような攻撃は、ユーザーの個人情報の漏洩や、サイトの信頼性の低下を引き起こす恐れがあります。

脆弱性の背景

Reflected Cross-Site Scripting(XSS)は、Webアプリケーションにおいて一般的に見られる脆弱性の一つです。

この脆弱性は、ユーザーからの入力を適切にエスケープせずに出力することで発生します。

歴史的に見ても、多くのWebサイトやアプリケーションがこの問題に直面しており、特にユーザー生成コンテンツを扱うサイトでは注意が必要です。

この脆弱性が重要である理由は、攻撃者がユーザーの信頼を悪用し、個人情報を不正に取得する可能性があるためです。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンがリリースされるまで、プラグインの使用を一時的に停止することが推奨されます。

また、Webアプリケーションの開発者は、ユーザーからの入力を適切にエスケープし、出力する際にサニタイズすることが重要です。

これを行わない場合、ユーザーの個人情報が漏洩するリスクが高まり、サイトの信頼性が損なわれる可能性があります。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting(XSS): ユーザーの入力を適切に処理せずに出力することで、攻撃者が任意のスクリプトを実行できる脆弱性。
  • エスケープ: 特殊文字を無害化するために、文字列を変換すること。
  • サニタイズ: 入力データを安全に処理するために、不正なデータを除去または無害化すること。
  • フィッシング: 信頼できる組織を装ってユーザーから個人情報を不正に取得する詐欺行為。

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