【plugin】『ReDi Restaurant Reservation』(versions 24.0902 以下) Reflected Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: ReDi Restaurant Reservation
  • 影響バージョン: 24.0902 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-9240
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/redi-restaurant-reservation/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「ReDi Restaurant Reservation」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、Reflected Cross-Site Scripting(XSS)と呼ばれるもので、攻撃者が特定のスクリプトをユーザーのブラウザで実行させることが可能になるというものです。

具体的には、攻撃者が悪意のあるリンクを作成し、それをユーザーにクリックさせることで、ユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行させることができます。

この結果、ユーザーの個人情報が盗まれたり、セッションが乗っ取られたりする可能性があります。

影響範囲としては、該当するバージョンのプラグインを使用しているすべてのサイトが対象となります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける入力検証の不備から発生します。

歴史的に見ても、Cross-Site ScriptingはWebセキュリティにおいて非常に一般的な問題であり、多くのサイトで発見されています。

特に、ユーザーからの入力を適切にサニタイズしない場合に発生しやすく、攻撃者にとっては比較的簡単に利用できる脆弱性です。

このため、Web開発者にとっては常に注意が必要な問題となっています。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを脆弱性修正済バージョンである24.1015にアップデートすることです。

アップデートを行うことで、Reflected XSSのリスクを軽減し、サイトのセキュリティを向上させることができます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まるため、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting (XSS): ユーザーが特定のリンクをクリックした際に、悪意のあるスクリプトがブラウザで実行される脆弱性の一種です。
  • サニタイズ: ユーザーからの入力を安全に処理するために、不正なコードを除去または無効化することです。
  • セッション乗っ取り: 攻撃者がユーザーのセッション情報を盗み、ユーザーになりすまして不正にアクセスすることです。

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