【plugin】『2D Tag Cloud』(versions 6.0.2 以下) Reflected Cross-Site Scripting via add_query_arg Parameterの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: 2D Tag Cloud
  • 影響バージョン: 6.0.2 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting via add_query_arg Parameter
  • CVE ID: CVE-2024-9670
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/2d-tag-cloud-widget-by-sujin/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「2D Tag Cloud」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定のパラメータを通じて悪意のあるスクリプトが反映される可能性がある、Reflected Cross-Site Scripting(XSS)と呼ばれるものです。

攻撃者は、ユーザーが特定のリンクをクリックするように誘導し、そのリンクに悪意のあるスクリプトを含めることで、ユーザーのブラウザ上で任意のコードを実行することができます。

この脆弱性が悪用されると、ユーザーのセッション情報が盗まれたり、フィッシング攻撃の一環として利用される可能性があります。

影響を受けるバージョンは6.0.2以下であり、ユーザーは注意が必要です。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的なセキュリティ問題であるXSSの一種です。

XSSは、ユーザーが信頼するWebサイトにおいて、悪意のあるスクリプトが実行されることを可能にします。

特に、Reflected XSSは、ユーザーが特定のリンクをクリックした際に即座にスクリプトが実行されるため、迅速な対応が求められます。

このような脆弱性は、Webアプリケーションの入力検証が不十分な場合に発生しやすく、過去にも多くの事例が報告されています。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法としては、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンへのアップデートが推奨されます。

しかし、現時点では修正済みバージョンの情報が不明であるため、ユーザーは公式ページを定期的に確認し、アップデート情報を待つ必要があります。

また、ユーザー自身ができる対策としては、信頼できないリンクをクリックしないことや、セキュリティプラグインを導入することが挙げられます。

これらの対策を行わない場合、ユーザーの個人情報が漏洩するリスクが高まります。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting (XSS): ユーザーが特定のリンクをクリックした際に、悪意のあるスクリプトが即座に実行される脆弱性の一種です。
  • add_query_arg Parameter: WordPressの関数で、URLにクエリパラメータを追加するために使用されます。
  • CVSS: 共通脆弱性評価システムの略で、脆弱性の重大度を評価するための基準です。

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