【plugin】『Shortcodes AnyWhere』(versions 1.0.1 以下) Unauthenticated Arbitrary Shortcode Executionの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Shortcodes AnyWhere
  • 影響バージョン: 1.0.1 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated Arbitrary Shortcode Execution
  • CVE ID: CVE-2024-9581
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/shortcodes-anywhere/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Shortcodes AnyWhere」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されていないユーザーが任意のショートコードを実行できるというものです。

具体的には、攻撃者が特定のリクエストを送信することで、サイト上で意図しない動作を引き起こす可能性があります。

この脆弱性が悪用されると、サイトの表示内容が改ざんされたり、機密情報が漏洩するリスクがあります。

影響を受けるバージョンは1.0.1以下であり、ユーザーは早急な対応が求められます。

脆弱性の背景

この脆弱性は、WordPressのショートコード機能を利用するプラグインにおいて、適切な権限チェックが行われていないことが原因です。

ショートコードは、WordPressサイトのコンテンツを動的に生成するための便利な機能ですが、権限管理が不十分な場合、悪意のあるユーザーによって悪用される可能性があります。

このような脆弱性は過去にも報告されており、特に人気のあるプラグインでは注意が必要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインの開発者が提供する修正済みバージョンにアップデートすることです。

しかし、現時点では修正済みバージョンの情報が不明であるため、プラグインの使用を一時的に停止することも検討してください。

また、サイトのアクセスログを監視し、不審な活動がないか確認することも重要です。

対策を講じない場合、サイトのセキュリティが脅かされ、最悪の場合、サイトの完全な乗っ取りにつながる可能性があります。

専門用語の解説

  • ショートコード: WordPressで特定の機能を簡単に呼び出すためのコード。
    通常、[shortcode]の形式で記述される。
  • 権限チェック: システムがユーザーの操作を許可する前に、そのユーザーが適切な権限を持っているか確認するプロセス。
  • 任意のコード実行: 攻撃者がシステム上で自由にプログラムコードを実行できる状態。

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