【plugin】『WordPress Captcha Plugin by Captcha Bank』(versions 4.0.36 以下) Reflected Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: WordPress Captcha Plugin by Captcha Bank
  • 影響バージョン: 4.0.36 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-9375
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/captcha-bank/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressのプラグイン「WordPress Captcha Plugin by Captcha Bank」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、Reflected Cross-Site Scripting、通称XSSと呼ばれるもので、ユーザーが特定のリンクをクリックすることで、悪意のあるスクリプトが実行される可能性があります。

攻撃者はこの脆弱性を利用して、ユーザーのブラウザ上で任意のコードを実行し、個人情報を盗むことができるかもしれません。

影響を受けるバージョンは4.0.36以下であり、ユーザーの皆様には早急な対応が求められます。

脆弱性の背景

Reflected Cross-Site Scriptingは、ウェブアプリケーションにおいて一般的に見られる脆弱性の一つです。

この脆弱性は、ユーザーが信頼するウェブサイトにおいて、悪意のあるスクリプトが実行されることを可能にします。

過去にも多くのウェブサイトやプラグインで同様の脆弱性が発見されており、その都度、迅速な対応が求められてきました。

このような脆弱性は、ユーザーの信頼を損なうだけでなく、プライバシーの侵害やデータの漏洩につながる可能性があるため、非常に重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な修正方法は、プラグインの最新バージョンへのアップデートです。

しかし、現時点では修正済みバージョンの情報が不明であるため、公式ページを定期的に確認し、アップデートが提供された際には速やかに適用することをお勧めします。

もしこの脆弱性を放置した場合、攻撃者による不正アクセスやデータの盗難といったリスクが高まります。

ユーザーの皆様には、セキュリティ対策を怠らないよう注意を促します。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting (XSS): ユーザーが特定のリンクをクリックすることで、悪意のあるスクリプトが実行される脆弱性の一種です。
  • CVE ID: 脆弱性を識別するための一意の番号で、国際的に認識されています。
  • CVSS: 脆弱性の重大度を評価するための標準的なスコアリングシステムです。

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