【plugin】『Aggregator Advanced Settings』(versions 1.2.1 以下) Authenticated (Author+) Stored Cross-Site Scripting via SVG File Uploadの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Aggregator Advanced Settings
  • 影響バージョン: 1.2.1 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Author+) Stored Cross-Site Scripting via SVG File Upload
  • CVE ID: CVE-2024-9368
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/aggregator-advanced-settings/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Aggregator Advanced Settings」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、認証されたユーザー、特に著者以上の権限を持つユーザーが、SVGファイルをアップロードする際に悪意のあるスクリプトを埋め込むことができるというものです。

このスクリプトは、他のユーザーがそのページを閲覧した際に実行され、情報の漏洩や不正な操作を引き起こす可能性があります。

影響を受けるバージョンは1.2.1以下であり、現時点で修正済みバージョンは不明です。

この脆弱性を悪用されると、サイトの信頼性が損なわれるだけでなく、ユーザーの個人情報が危険にさらされる恐れがあります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、SVGファイルの取り扱いにおけるセキュリティの不備から発生しています。

SVGファイルはXML形式で記述されるため、スクリプトを埋め込むことが可能です。

過去にも同様の手法で攻撃が行われた事例があり、SVGファイルの取り扱いには特に注意が必要です。

このような脆弱性は、ウェブサイトのセキュリティを脅かす重大な問題であり、迅速な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性に対する具体的な対策としては、プラグインのアップデートが推奨されますが、現時点で修正済みバージョンが不明であるため、開発者からの公式なアップデート情報を待つ必要があります。

また、SVGファイルのアップロードを制限するか、信頼できるユーザーのみに許可することで、リスクを軽減することができます。

対策を行わない場合、サイトのセキュリティが脆弱になり、攻撃者による不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まります。

専門用語の解説

  • SVGファイル: Scalable Vector Graphicsの略で、XML形式で記述されるベクター画像ファイルの一種です。
  • Cross-Site Scripting (XSS): ウェブアプリケーションの脆弱性の一つで、悪意のあるスクリプトを他のユーザーのブラウザで実行させる攻撃手法です。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の深刻度を評価するための基準です。

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