【plugin】『Social Web Suite – Social Media Auto Post, Social Media Auto Publish』(versions 4.1.11 以下) Directory Traversal to Arbitrary File Downloadの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Social Web Suite – Social Media Auto Post, Social Media Auto Publish
  • 影響バージョン: 4.1.11 以下
  • 脆弱性タイプ: Directory Traversal to Arbitrary File Download
  • CVE ID: CVE-2024-8352
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/social-web-suite/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Social Web Suite – Social Media Auto Post, Social Media Auto Publish」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、ディレクトリトラバーサルを利用して任意のファイルをダウンロードできるというものです。

攻撃者は、この脆弱性を悪用することで、サーバー上の機密情報にアクセスする可能性があります。

具体的には、攻撃者が特定のURLを操作することで、サーバー内の任意のファイルを取得できるリスクがあります。

このような攻撃が成功すると、個人情報の漏洩やシステムの不正利用につながる恐れがあります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、ディレクトリトラバーサルという手法を利用しています。

ディレクトリトラバーサルは、通常アクセスが制限されているファイルやディレクトリに対して、相対パスを用いて不正にアクセスする手法です。

過去にも同様の手法が用いられた攻撃が報告されており、特にWebアプリケーションにおいては注意が必要です。

この脆弱性が重要である理由は、攻撃者がサーバー上の重要なファイルにアクセスできる可能性があるためです。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策としては、プラグインを最新のバージョンである4.1.12にアップデートすることが推奨されます。

アップデートを行うことで、脆弱性が修正され、攻撃のリスクを軽減することができます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者によってサーバー内の機密情報が漏洩する可能性があり、重大なセキュリティリスクを抱えることになります。

専門用語の解説

  • ディレクトリトラバーサル: ファイルシステム内のディレクトリを不正に移動し、通常アクセスできないファイルにアクセスする手法。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための基準。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するシステム。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る