【plugin】『Bulk NoIndex & NoFollow Toolkit』(versions 2.15 以下) Reflected Cross-Site Scriptingの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Bulk NoIndex & NoFollow Toolkit
  • 影響バージョン: 2.15 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting
  • CVE ID: CVE-2024-8803
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/bulk-noindex-nofollow-toolkit-by-mad-fish/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Bulk NoIndex & NoFollow Toolkit」におけるReflected Cross-Site Scripting(XSS)脆弱性です。

この脆弱性は、バージョン2.15以下に存在し、特定の条件下で悪意のあるスクリプトが実行される可能性があります。

攻撃者は、ユーザーが特定のリンクをクリックするように誘導し、そのリンクに悪意のあるスクリプトを含めることで、ユーザーのブラウザ上で任意のコードを実行することができます。

これにより、ユーザーのセッション情報や個人情報が盗まれるリスクがあります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける入力検証の不備から発生します。

Reflected XSSは、ユーザーが特定のリンクをクリックした際に、そのリンクに含まれる悪意のあるスクリプトがサーバーから反射され、ブラウザ上で実行されるというものです。

この種の脆弱性は、過去にも多くのWebアプリケーションで発見されており、特にユーザーの入力を適切にサニタイズしない場合に発生しやすいです。

対策方法と影響

この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン2.16にアップデートすることが推奨されます。

開発者は、このバージョンで脆弱性を修正しており、アップデートを行うことでリスクを軽減できます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者によるXSS攻撃のリスクが高まり、ユーザーの個人情報が漏洩する可能性があります。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting (XSS): ユーザーが特定のリンクをクリックした際に、そのリンクに含まれる悪意のあるスクリプトがサーバーから反射され、ブラウザ上で実行される脆弱性。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための標準的なスコアリングシステム。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するシステム。
  • サニタイズ: 入力データを安全な形式に変換すること。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る