【plugin】『REST API TO MiniProgram』(versions 4.7.1 以下) Unauthenticated SQL Injectionの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: REST API TO MiniProgram
  • 影響バージョン: 4.7.1 以下
  • 脆弱性タイプ: Unauthenticated SQL Injection
  • CVE ID: CVE-2024-8484
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/rest-api-to-miniprogram/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「REST API TO MiniProgram」に関する脆弱性です。

この脆弱性は、バージョン4.7.1以下に存在し、未認証のSQLインジェクション攻撃が可能です。

攻撃者は特定のリクエストを送信することで、データベースに不正なSQLクエリを実行させることができます。

これにより、データの漏洩や改ざん、さらにはシステム全体の乗っ取りが発生する可能性があります。

影響範囲は広く、特にデータベースに重要な情報を含むサイトにとっては重大なリスクとなります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、SQLインジェクションと呼ばれる攻撃手法に関連しています。

SQLインジェクションは、データベースとやり取りする際に、入力データが適切にエスケープされていない場合に発生します。

歴史的に見ても、SQLインジェクションは多くのシステムで問題となっており、その影響は甚大です。

特に、未認証の状態で攻撃が可能な場合、攻撃者は簡単にシステムにアクセスできるため、非常に危険です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策としては、プラグインの最新バージョンにアップデートすることが最も効果的です。

公式ページで提供されている最新の修正済みバージョンをインストールしてください。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者によるデータベースへの不正アクセスやデータの漏洩、改ざんのリスクが高まります。

特に、重要なデータを扱うサイトでは、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • SQLインジェクション: データベースに対する不正なSQLクエリを実行させる攻撃手法。
  • 未認証: 認証されていない状態。
    ユーザーがログインしていない状態を指す。
  • エスケープ: 特殊文字を無害化するための処理。
  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略。
    脆弱性の重大度を評価するための標準的なスコアリングシステム。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略。
    脆弱性に対する一意の識別子。

情報元

This record contains material that is subject to copyright

Copyright 2012-2024 Defiant Inc.

License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.

脆弱性情報を受け取る