【plugin】『WPZOOM Shortcodes』(versions 1.0.5 以下) Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via box Shortcodeの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: WPZOOM Shortcodes
  • 影響バージョン: 1.0.5 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting via box Shortcode
  • CVE ID: CVE-2024-9027
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/wpzoom-shortcodes/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「WPZOOM Shortcodes」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、バージョン1.0.5以下のプラグインに存在し、Authenticated (Contributor+) Stored Cross-Site Scripting (XSS) 攻撃が可能です。

具体的には、box Shortcodeを利用して悪意のあるスクリプトを保存し、他のユーザーがそのスクリプトを実行することができます。

この脆弱性を悪用されると、攻撃者はサイトの管理者権限を奪取したり、ユーザーの個人情報を盗むことが可能となります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、WordPressプラグインのショートコード機能における入力検証の不備から発生しました。

ショートコードは、WordPressサイトに簡単に機能を追加するための便利なツールですが、適切な入力検証が行われていない場合、悪意のあるコードが埋め込まれるリスクがあります。

過去にも同様のXSS脆弱性が他のプラグインで発見されており、開発者は入力検証の重要性を再認識する必要があります。

対策方法と影響

この脆弱性を修正するためには、プラグインの最新バージョンにアップデートすることが推奨されます。

ただし、現時点では修正済バージョンの情報が不明ですので、公式ページを定期的に確認し、アップデートがリリースされた際には速やかに適用してください。

アップデートを行わない場合、サイトが攻撃者に乗っ取られるリスクが高まりますので、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • Cross-Site Scripting (XSS): ウェブアプリケーションの脆弱性の一種で、悪意のあるスクリプトが他のユーザーのブラウザで実行される攻撃手法。
  • ショートコード (Shortcode): WordPressで特定の機能を簡単に追加するためのコードスニペット。
  • 入力検証 (Input Validation): ユーザーからの入力データが正しい形式であるかを確認するプロセス。
  • 権限奪取 (Privilege Escalation): 攻撃者が通常のユーザー権限から管理者権限などの高い権限を不正に取得すること。

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