【plugin】『Share This Image』(versions 2.03 以下) Open Redirect via link Parameterの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: Share This Image
  • 影響バージョン: 2.03 以下
  • 脆弱性タイプ: Open Redirect via link Parameter
  • CVE ID: CVE-2024-8761
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/share-this-image/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Share This Image」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、特定のバージョン(2.03 以下)に存在し、Open Redirect via link Parameterという種類の脆弱性です。

攻撃者は、この脆弱性を利用してユーザーを意図しない外部サイトにリダイレクトさせることが可能です。

具体的には、攻撃者が特定のリンクパラメータを操作することで、ユーザーを悪意のあるサイトに誘導することができます。

このような攻撃は、フィッシング詐欺やマルウェアの配布に利用される可能性があり、ユーザーの個人情報やシステムの安全性に重大な影響を及ぼす恐れがあります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、リンクパラメータの検証が不十分であることに起因しています。

歴史的に見ても、Open Redirectの脆弱性は多くのウェブアプリケーションで問題となっており、特にユーザーの信頼を損なうリスクが高いです。

このような脆弱性が存在することで、攻撃者はユーザーを偽装したサイトに誘導し、個人情報を盗むことが容易になります。

そのため、ウェブアプリケーションの開発者は、リンクパラメータの検証を厳密に行うことが重要です。

対策方法と影響

この脆弱性に対する対策は、プラグインを最新バージョン(2.04)にアップデートすることです。

開発者は、リンクパラメータの検証を強化し、外部サイトへのリダイレクトを防ぐための修正を行いました。

もしこのアップデートを行わない場合、ユーザーは引き続き攻撃のリスクにさらされることになります。

特に、フィッシング詐欺やマルウェアの感染リスクが高まるため、早急な対応が求められます。

専門用語の解説

  • Open Redirect: ユーザーを意図しない外部サイトにリダイレクトさせる脆弱性のこと。
  • リンクパラメータ: URLの一部で、特定の情報を渡すために使用される部分。
  • フィッシング詐欺: 偽のウェブサイトを使ってユーザーの個人情報を盗む詐欺手法。
  • マルウェア: 悪意のあるソフトウェアの総称で、システムに損害を与える目的で作成される。

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