【plugin】『MultiVendorX – The Ultimate WooCommerce Multivendor Marketplace Solution』(versions 4.2.0 以下) Missing Authorization to Arbitrary Vendor Deletionの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: MultiVendorX – The Ultimate WooCommerce Multivendor Marketplace Solution
  • 影響バージョン: 4.2.0 以下
  • 脆弱性タイプ: Missing Authorization to Arbitrary Vendor Deletion
  • CVE ID: CVE-2024-8289
  • 重大度: 高
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/dc-woocommerce-multi-vendor/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「MultiVendorX – The Ultimate WooCommerce Multivendor Marketplace Solution」に関する脆弱性です。

この脆弱性は、バージョン4.2.0以下に存在し、適切な認証が行われないまま任意のベンダーを削除できるという問題です。

攻撃者はこの脆弱性を利用して、特定のベンダーを削除することで、マーケットプレイスの運営に重大な影響を与える可能性があります。

具体的には、攻撃者が管理者権限を持たない場合でも、ベンダーの削除操作を実行できるため、マーケットプレイスの信頼性や運営に大きなリスクをもたらします。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインの認証機構における欠陥が原因で発生しました。

特に、ベンダー削除操作に対する適切な認証チェックが欠如していたため、攻撃者が不正に操作を行うことが可能となっていました。

このような脆弱性は、マーケットプレイスの運営において非常に重要であり、迅速な対応が求められます。

対策方法と影響

この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン4.2.1にアップデートする必要があります。

公式ページから最新バージョンをダウンロードし、インストールすることで、この脆弱性を解消できます。

アップデートを行わない場合、攻撃者による不正なベンダー削除が発生し、マーケットプレイスの運営に深刻な影響を与える可能性があります。

専門用語の解説

  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための標準的なスコアリングシステムです。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するシステムです。
  • 認証: システムにアクセスするユーザーが正当な権限を持っているかどうかを確認するプロセスです。
  • ベンダー: マーケットプレイスに商品やサービスを提供する業者や個人のことです。

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