【plugin】『The Ultimate WordPress Toolkit – WP Extended』(versions 3.0.8 以下) Reflected Cross-Site Scripting via pageの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: The Ultimate WordPress Toolkit – WP Extended
  • 影響バージョン: 3.0.8 以下
  • 脆弱性タイプ: Reflected Cross-Site Scripting via page
  • CVE ID: CVE-2024-8119
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/wpextended/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「The Ultimate WordPress Toolkit – WP Extended」における脆弱性についてです。

この脆弱性は、Reflected Cross-Site Scripting (XSS) として知られており、特定のページを通じて悪意のあるスクリプトが実行される可能性があります。

攻撃者は、ユーザーが特定のリンクをクリックするように誘導し、そのリンクに悪意のあるスクリプトを埋め込むことで、ユーザーのブラウザ上で任意のコードを実行することができます。

これにより、ユーザーのセッション情報や個人情報が盗まれるリスクがあります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるXSSの一種です。

XSSは、ユーザー入力を適切にサニタイズしない場合に発生し、攻撃者が悪意のあるスクリプトを注入することが可能になります。

歴史的に見ても、XSSは多くのWebサイトやアプリケーションで発見されており、その影響は広範囲に及びます。

特に、WordPressのような広く使用されているプラットフォームでは、こうした脆弱性が発見されると多くのユーザーに影響を与える可能性があります。

対策方法と影響

この脆弱性に対する最も効果的な対策は、プラグインを最新バージョン(3.0.9)にアップデートすることです。

開発者はこのバージョンで脆弱性を修正しており、アップデートを行うことでリスクを軽減できます。

もしアップデートを行わない場合、攻撃者によるXSS攻撃のリスクが残り、ユーザーの個人情報やセッション情報が盗まれる可能性があります。

専門用語の解説

  • Reflected Cross-Site Scripting (XSS): ユーザーが特定のリンクをクリックすることで、悪意のあるスクリプトが実行される脆弱性の一種。
  • サニタイズ: ユーザー入力を安全に処理するために、不正なデータを除去または無害化すること。
  • セッション情報: ユーザーがWebサイトにログインしている間に保持される情報で、ユーザーの認証状態や設定などが含まれる。

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