今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「Elementor Addon Elements」における脆弱性です。
この脆弱性は、バージョン1.13.5以下に存在し、特定の条件下で認証されたユーザー(Contributor以上の権限を持つユーザー)が、idおよびeae_slider_animationパラメータを通じて悪意のあるスクリプトを保存できるというものです。
このスクリプトは、後に他のユーザーがそのページを閲覧した際に実行される可能性があります。
これにより、攻撃者は被害者のブラウザ上で任意のコードを実行し、セッションハイジャックやフィッシング攻撃などを行うことができます。
この脆弱性は、Webアプリケーションにおける一般的な問題であるクロスサイトスクリプティング(XSS)の一種です。
特に、認証されたユーザーが特定のパラメータを通じてスクリプトを保存できる点が問題となります。
このような脆弱性は、入力データの適切なサニタイズやエスケープ処理が行われていない場合に発生しやすいです。
過去にも同様の脆弱性が多くのプラグインやテーマで発見されており、開発者にとっては常に注意が必要なポイントです。
この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン1.13.6にアップデートすることが推奨されます。
アップデートを行わない場合、攻撃者によるクロスサイトスクリプティング攻撃のリスクが高まります。
具体的には、ユーザーのセッション情報が盗まれたり、フィッシングサイトに誘導されたりする可能性があります。
したがって、早急にアップデートを行い、セキュリティを確保することが重要です。
This record contains material that is subject to copyright
Copyright 2012-2024 Defiant Inc.
License:Defiant hereby grants you a perpetual, worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare derivative works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute this software vulnerability information. Any copy of the software vulnerability information you make for such purposes is authorized provided that you include a hyperlink to this vulnerability record and reproduce Defiant’s copyright designation and this license in any such copy. Read more.