【plugin】『The Post Grid – Shortcode, Gutenberg Blocks and Elementor Addon for Post Grid』(versions 7.7.11 以下) Authenticated (Contributor+) Information Disclosureの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: The Post Grid – Shortcode, Gutenberg Blocks and Elementor Addon for Post Grid
  • 影響バージョン: 7.7.11 以下
  • 脆弱性タイプ: Authenticated (Contributor+) Information Disclosure
  • CVE ID: CVE-2024-7418
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/the-post-grid/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「The Post Grid – Shortcode, Gutenberg Blocks and Elementor Addon for Post Grid」に関する脆弱性です。

この脆弱性は、バージョン7.7.11以下に存在し、認証されたユーザー(Contributor以上の権限を持つユーザー)が情報を不正に取得できる可能性があります。

具体的には、特定のリクエストを送信することで、通常はアクセスできない情報を取得することが可能となります。

この脆弱性が悪用されると、サイトの機密情報が漏洩するリスクがあり、サイト運営者にとって重大な問題となります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、プラグインの特定の機能が適切にアクセス制御されていないことに起因しています。

WordPressプラグインは多くの機能を提供する一方で、セキュリティ面での管理が不十分な場合、脆弱性が発生しやすくなります。

過去にも同様の情報漏洩脆弱性が他のプラグインで発見されており、今回のケースもその一例です。

対策方法と影響

この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン7.7.12にアップデートすることが推奨されます。

アップデートを行わない場合、サイトの機密情報が漏洩するリスクが高まります。

特に、Contributor以上の権限を持つユーザーが多いサイトでは、早急な対応が必要です。

専門用語の解説

  • CVSS: Common Vulnerability Scoring Systemの略で、脆弱性の重大度を評価するための標準的なスコアリングシステムです。
  • CVE: Common Vulnerabilities and Exposuresの略で、公開されている脆弱性に対して一意の識別子を付与するシステムです。
  • Authenticated: 認証されたユーザーがアクセスできることを意味します。
  • Information Disclosure: 情報漏洩を意味し、通常はアクセスできない情報が不正に取得されることを指します。

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