【plugin】『ImageRecycle pdf & image compression』(versions 3.1.14 以下) Missing Authorization in Several AJAX Actionsの脆弱性

脆弱性の概要

  • プラグイン/テーマ名: ImageRecycle pdf & image compression
  • 影響バージョン: 3.1.14 以下
  • 脆弱性タイプ: Missing Authorization in Several AJAX Actions
  • CVE ID: CVE-2024-6631
  • 重大度: 中
  • 公式ページURL: https://wordpress.org/plugins/imagerecycle-pdf-image-compression/

脆弱性の解説

今回お伝えするのは、WordPressプラグイン「ImageRecycle pdf & image compression」に関する脆弱性です。

この脆弱性は、バージョン3.1.14以下に存在し、特定のAJAXアクションにおいて認証が欠如していることが原因です。

攻撃者は、この脆弱性を利用して、認証なしに特定の操作を実行することが可能です。

具体的には、攻撃者が特定のAJAXエンドポイントにリクエストを送信することで、プラグインの機能を悪用することができます。

この脆弱性が悪用されると、サイトのセキュリティが低下し、データの改ざんや不正アクセスが発生する可能性があります。

脆弱性の背景

この脆弱性は、AJAXアクションの実装において適切な認証チェックが行われていなかったことが原因です。

AJAXは、非同期通信を可能にする技術であり、ユーザー体験を向上させるために広く使用されています。

しかし、適切な認証や権限チェックが欠如していると、攻撃者に悪用されるリスクが高まります。

過去にも同様の脆弱性が他のプラグインやテーマで発見されており、開発者は常にセキュリティ対策を強化する必要があります。

対策方法と影響

この脆弱性を修正するためには、プラグインをバージョン3.1.15にアップデートする必要があります。

公式ページから最新バージョンをダウンロードし、インストールすることで脆弱性が修正されます。

アップデートを行わない場合、サイトが攻撃者に狙われるリスクが高まり、データの改ざんや不正アクセスが発生する可能性があります。

したがって、早急にアップデートを行うことを強く推奨します。

専門用語の解説

  • AJAX: Asynchronous JavaScript and XMLの略で、ウェブページを再読み込みせずにサーバーと通信する技術。
  • 認証: ユーザーが正当な権限を持っていることを確認するプロセス。
  • エンドポイント: サーバーが提供する特定の機能やデータにアクセスするためのURL。
  • 改ざん: データを不正に変更する行為。
  • 不正アクセス: 権限のないユーザーがシステムやデータにアクセスすること。

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